【十二国記 小説の感想】楽俊が陽子は景王と気づく~月の影 影の海(下)その1

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十二国記の新刊発売に向けて、過去の話を読み返して復習しています。
月の影 影の海(下)を読み終えたので覚書のいみもこめて
印象に残ったシーンやセリフ、感想を書いていきます。

月の影 影の海 下巻で印象に残るシーンやセリフ

上巻はただただ辛いだけだったけど、下巻は陽子がただ者でないということがみんなにわかってきたこともあり、
呼んでいて興奮しました。

陽子と楽俊の出会い

行き倒れの陽子を拾った楽俊。
せっせと陽子の世話をするものの、疑う陽子。

まあ、仕方ないですよね。上巻でさんざん裏切られたし。
達姐に身売りされそうになったり、海客のじいさんに金とられたりとかしたもんね。

蒼猿の言葉に対して、
楽俊を信用しているわけじゃないと答える陽子。

つらいなあ。蒼猿への言い訳のようにも聞こえる。素直に信じられるといいのに。

楽俊を置いて逃げた陽子の葛藤

一時的に楽俊を利用するつもりで、一緒に雁へ向かう陽子。

旅の途中で妖魔が陽子を襲ってきたときに、楽俊と離れてしまいます。
この時の陽子の葛藤がまたつらい…。

助ける暇もなかったので気絶した楽俊をおいてはきたが、
戻って殺しておいた方が自分の身バレを防ぐために良かったか?
とか考えてしまいます。

その後は楽俊を心配して探しますが、一瞬でも殺そうとしてしまったので、
その後楽俊に申し訳なくてたまらないようになります。

まだ心が完全に健康でない陽子が蒼猿のことばや、自身の身を第一に考えて
そのように考えてしまうのも仕方ないですよね…。

雁国への船に無事乗れるか!?ドキドキ

これ、本当にドキドキした。
船に乗るには役人?の前通らないといけないんだけど、見つかることを恐れて
どうしても通ることができない…。

翌日の船に乗るため、前日に街へ入ってばれないように気を使ったり頑張ったりしたのに
船を目の前にして乗れないとは…。

これでしばらく、待たなければいけないのか?と思いきや
思いがけない助け船が(文字通り船です)。

荷物運ぶための船に乗せてもらえて無事先へ進むことができました。
良かった。

壁落人と蓬莱

ここにきて、陽子はやっとまともな海客と会うことができます!

前に海客のじいさんに会ってひどい目にあったことがあるので、
この人にあうのに陽子は相当躊躇したかもしれません。

この壁落人という人。
陽子たちとは違って、蓬莱へ帰ることを望んでいません。

「そこはわたしが革命に失敗して逃げ出してきた国です。」

壁落人が蓬莱から雁にやってきたのは東大の学生だったころ。
東大安田講堂事件で警察がバリケードを撤収しようとなだれ込んできたときに、
食の影響か何かで延にやってきたようです。

東大安田講堂事件、よく知らないけども
学生だった壁落人が大学や大人や国家権力に対して自分の思いをぶつけ、変えようとしたが
結局は権力に一掃されてしまった。

無力感や挫折を感じんだろうか。

壁落人っていうのは雁にきてからつけた名前なんでしょうね。
言葉がわからない雁で先生をしているとはさすが東大出身。

楽俊が陽子=景王と気が付く

「わたしの使用人らしいよ。私を主だっていっていたから」

景麒が台輔っていわれてたよ。ってことととともに楽俊にこう説明する陽子。
使用人って(笑)
あんな偉そうで、高貴な麒麟を使用人って!

そして、この言葉で楽俊がついに陽子=景王と気づきます。
陽子は今まで「ケイキ」といっていたけど、普通の海客が景麒を探すなんて思わないもんね。

陽子が王とわかったときの楽俊の取り乱しようといったらすごかったですね。

本を読んでいる方としては「やっとわかってくれた!実はスゴイで人でびっくりでしょ!」という感じで
気持ちが高揚しました。

陽子はまったくわかっていないのに、目の前に景王がいるとわかった楽俊の態度の変化が
ちょっと悲しくはありましたが。

そんな楽俊に対して

「わたしはわたしだ。」

といって距離をとろうとする楽俊に、思いをぶつける姿がよかったですね。

そして、危険なことに巻き込んでしまい楽俊に謝る陽子。
楽俊は自分で決めたことだから気にしないという態度で返す。
嬉しくて楽俊にだきつく陽子。

ここで、楽俊の「慎みを持て」でましたよ。
これを言っているシーン好き。

所感

月の影 影の海(下)感想 まだ続きます!
月の影 影の海(下)感想 その2

楽俊が登場して、一気に読むのが楽しくなりました。
楽俊が陽子=景王と気づいたシーンは何回も呼んでしまいました。

このシーンはアニメより小説の方が好きだなあ。
アニメは壁落人と楽俊が陽子に叩頭礼していたっけ?

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