【十二国記 小説の感想】塙王が陽子を狙った訳が衝撃~月の影 影の海(下)その2

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十二国記の新刊発売に向けて、過去の話を読み返して復習しています。

月の影 影の海(下)を読み終えたので感想を書いていきます。

月の影 影の海(下)感想その1も読んでみてください!
月の影 影の海(下)感想その1

月の影 影の海 下巻で印象に残るシーンやセリフ

上巻はただただ辛いだけだったけど、下巻は陽子がただ者でないということがみんなにわかってきたこともあり、
呼んでいて興奮しました。

陽子、人間姿の楽俊と初めて会う

延王の玄英宮で別々に身を整えて顔を合わせた陽子と楽俊。

陽子は人間姿に楽俊と気が付かず、

「連れは…。」「楽俊だよね?」

そして、今までの慎みを持たない行動に後悔する陽子。
顔を赤くして、いつもその姿なら抱き着かなかったのに…といっているのがかわいかった。

陽子を王に推す冗祐(じょうゆう)の一言

延王や楽俊から王になるよう勧められる。

しかし、
陽子はこれまでの行いや自分の考え方をあさましいと思い躊躇します。
生きるために色々やったし、そのために人を利用しようとしたり色々あったもんね…。

でも、そんな陽子にたいして冗祐が一言

「わたしは全部を知っています。」

そして、王座を望むように陽子に言いました。

ずっと陽子に憑依していた冗祐。
剣で人を脅したり、達姐のお金をとったり…そんな陽子をずっと見てきた冗祐。
陽子が十二国に来た時からずっと一緒にいる冗祐にそんな風にいってもらえて、
陽子もうれしかったでしょうね。

延麒と延王

玄英宮で延王と一緒にいる陽子を見た延麒が
「へぇ、あんたもついに嫁さんをもらう気になったか」

に対して延王が
「お前は俺の妻か母でないと礼儀を思い出せないのか。」

このやり取りいいですね。
遠慮ない言い方ですが、お互をよく知ったうえでのやり取り。

陽子と景麒もいつかはこんな風になるのだろうか(たぶんならない…)
でも、ちょっとぐらい冗談が言える中になるとよいですね。

塙王が陽子を狙った訳が衝撃

これは本当にひどかった。
アニメでは、本人と直接会った時に聞かされたんだっけ?

小説では水禺刀により、その理由が明らかになりました。

「儂は死ぬ。慶の胎果にも同行してもらう。」

胎果である延王が作った豊かな国、雁。
これをねたんでいた塙王は、同じく胎果である景王陽子を殺そうとします。
巧を挟んだ両国が豊かな国を作ると塙王である自身が愚かな王だと思われる。
それを嫌って、陽子を殺そうとしていたのです。

王とは思えない。
争いや血を嫌う麒麟に陽子を殺させようとしたこともけしからんです。

他国に干渉したら、王は破滅に向かうことをわかっているはずなのに…。
もうおかしくなっていたんでしょうね。

そんな塙王も、王になったころは志高く、塙麟を気遣ってやっていたのかなと考えると
なんだか切なくなりました。

景麒が再び陽子と誓約

話の最後で陽子と景麒は再び誓約を交わします。

ここは何気にいいシーンですよね。

陽子は景麒が高校に乗り込んできたときにすでに誓約を交わしており、
あらためて行わなくても陽子はすでに王になっています。

しかし、あの時は
陽子が意味がわからずに「許す」と言っています。
何も意味を持たない言葉でした。

でも、話の最後の「許す」は
麒麟や王の役目を知ったうえでのちゃんとした言葉。
陽子の決意も入っているという感じがしてグッときました。

上巻ではただただ辛かったけど、

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