こんにちは。
静蘭てかっこいいですよね。
強いし、優しいし、かっこいいし、頭いいし。(←語彙が少なくいな!)
それなのに、殺刃族として地獄をみているため、
時々見せる翳りのある表情や、元公子とは思えない行動をとったり。
そのギャップがたまらない。
そんな静蘭の過去・正体を改めて確認してみます。
静蘭は先王である戩華の第二公子。
その時の名は紫清苑(しせいえん)。
清苑を含めて、公子は6人。末が劉輝ですね。
清苑は劉輝をとてもかわいがります。
劉輝にとって、唯一自分に優しくしてくれた肉親でした。
清苑にとって、敵だらけの宮中で劉輝だけが心のよりどころとしていたのです。
後に静蘭は「劉輝のおかげで人間でいられることができた」というような事を言っています。
静蘭は6人の公子の中でもっとも優秀。頭もよく、武芸にもたけていたといわれていました。
宮中で剣術を競う大会が開かれましたが、
静蘭は見事優勝。
ちなみに、この時の褒美として父の戩華(せんか)から干將と莫邪を受け取っています。
そんな清苑公子は自分が賢いということをもちろんわかっていたのですが、
そのことで他の公子からねたまれることに対してもっと慎重になるべきだったと後悔をしているようです。
「賢いが愚かだった」と過去の自分について言っています。
そんな風に、賢く、王にふさわしい感じがダダ洩れだったので
他の公子からのねたまれました。
そして、清苑の伯父が清苑を王にしようとし、戩華王に謀反を企てたのです。
これがばれた事で、清苑と母は流罪となります。
実は、この伯父さん、嵌められたのです。
清苑を次期王の座につかせないようにするために他の公子の一族が清苑の伯父をそそのかしたというのが
本当の話。
他の公子より、清苑がふさわしいと煽って伯父をその気にさせ、謀反計画させておき、
裏切ったのです。
他の公子の一族は、清苑公子(静蘭)が流罪になっただけでは安心できず、
殺そうとして追ってを向かわせます。
清苑公子の母は殺害されます。
静蘭は自慢の剣で、刺客を全て倒します。
しかし、力尽きた清苑公子は雪の中、気を失ってしまいます。
そこに通りかかったのが若き日の茶朔旬。
清苑公子を拾って、殺刃賊に受け渡します。
静蘭は殺刃族では小旋風と呼ばれます。
この頃の事は静蘭にとって思い出したくなく、秀麗に絶対に知られたくないのです。
人も沢山殺しているような賊ですからね。
しかし、いい出会いもありました。
燕青とであったのは、この賊です。
後に、燕青と清苑の二人は殺刃族を壊滅させます。
静蘭は普段、燕青に対して憎まれ口をたたいていますが、
なんだかんだ言って信頼してますし、よい友ですよね。
静蘭は死んでも燕青本人にそんな事はいわないでしょうけど。
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その後、行き倒れていた清苑を邵可・薔君(薔薇姫:秀麗の母)・秀麗が拾います。
そして、家族として一緒に暮らすことに。
静蘭という名前は、邵可と薔君がつけたものです。
一緒に暮らし始めた頃の静蘭はとても不愛想でした。
そのため、「1日一回笑顔を作ること」という決まりができたそうです。
3人との暮らしがとても心暖たまるものだったため、戸惑い、
「ここは自分の居場所ではない」と脱走しようとした事もありました。
しかし、自分になついてくれた秀麗や、本当の子供のようにかわいがってくれる
邵可と薔君と一緒に暮らしていくうちにここが自分の大切な居場所だと思うようになります。
薔君は病弱な秀麗を助けるために死んでしまいます。
その際の遺言として静蘭に
「秀麗が独り立ちできるまで、守ってやれ。自分が死んでもこの約束は有効だ」と言って逝きました。
静蘭はこれを「優しい束縛」と言ってとても感謝しています。薔君は静蘭が気兼ねなく大切な家族といられるように、そんな約束をしたのです。
秀麗が大人になり、霄太師の依頼で後宮に入った時に静蘭は劉輝と再会します。
宮中で行われた剣術の大会で静蘭と戦った劉輝。その時に兄だと気づきます。
劉輝は静蘭に「王になってほしい。それを待っていた」とつたえますが、「清苑は必要ない。もう周りは劉輝を王として整いだしている」と伝えます。
そして、「自分は清苑ではない」ともいっています。
というか「清苑はいないってことにしておいてね。」という感じでした。
お互い兄弟であることを本当は否定していないよ。というような言いっぷりでした。
これは、自分が公子と名乗ることで不要な争いが起きること。それにより、劉輝にも危険が及ぶ事を考えてなのでしょう。また、静蘭の大切な居場所は王座ではなく邵可や秀麗との生活。それを壊して王になることに何の魅力もないのでしょう。
静蘭、波乱万丈ですね。昔は本当につらかっただろうけど今は大好きな紅親子・劉輝達に囲まれてとても幸せそうでよかったです。
こんにちは。
今日、蒼き迷宮の巫女を読み終わりました。
藍楸瑛が大活躍でしたよ。かっこよかった。
この巻で、楸瑛の人となりについて触れられていたのでちょっとまとめてみました。
本当、藍家そのものの殿方ねぇ
珠翠を時の牢から助け出すときに、蒼遙姫(そうようき)にそのように言われています。藍家の男の性格ってどんなの?って気になりますよね。
蒼遙姫によると
・色男
・勇敢
・切れ者なのにどこか抜けている
・女人に弱い
らしい。本当だ…。藍楸瑛のことだ。
これは言うまでもないですね。男前だもん。
後宮に来たりしたときもきゃあきゃあ言われているし。
でも、具体的なエピソードって思いつかないなぁ。
時の牢に閉じ込められた珠翠を助けた時の事もそうでした。
珠翠のために色々な化け物が巣くう場所へ一人で飛び込んでいきます。
また、劉輝が旺季と対峙するときもすごかったですよね。
「小説 紫闇の玉座」では大軍を率いた旺季に対して劉輝は一人ぽっち。絶対に勝ち目はありません。そんな場所にたった一人、おともとしてついていったのはなかなかの度胸です。
国試に榜眼で及第していて頭はいいはずなのに「今それ言う!?」ってことが多いですよね。
言ってくれたら私だって、髪とか服とかバッチリ決めてきたのに!
リオウの父、璃桜を見た時にそのイケメンぶりに驚いてリオウにいった言葉です。
リオウが蝗害対策で父親に必死の思いを伝えるシーンでです…。
それ、心にしまっておいて…。思っている事ダダ洩れしすぎだよ。
でも、こんな真剣なシーンで天然発言してしまうところに和むわ。
女性に弱いっていうか女性大好きですよね。
欧陽純(おうようじゅん)が妻の碧歌梨を探して「姮娥楼に碧歌梨という名の女性がいないか?」と聞いたときに、楸瑛はそんな名前の女性はいないと言い切ります。なぜ言い切るのか。それは彼が姮娥楼の妓女の名はすべて把握済みだからです。すごい。
また、重華(秀麗の娘)については自分が若かったら口説いていたかも…と言っていました。
冗談ってわかっているけどさ。主の娘なのに。見境ないなぁ。
そして、秀麗が後宮に入ってすぐの頃に
惜しいな。私好みの女性になりそうな予感がするのに、もう貴妃とはね
といっています。小説最後まで読んでからこの言葉を聞くと、不思議に感じます。
この人だ!と決めた人に対してはすごく一途ですよね。
劉輝に対しての忠誠心には感動しました。
藍家を追放されてまで劉輝に仕えることを決めているし、劉輝が九彩江に逃げてさまよっていた時も、こっそりと劉輝を見守っているし。優しいですね。
珠翠が邵可に一途な事を知っているのに、それでもずっと思い続けているってところもいいです。珠翠が取りつかれて楸瑛を刺そうとしたときは珠翠に殺される覚悟で剣を捨ててまで助けたし。
あんなに女好きで一見チャラそうなのに。あんなに、ボウフラ!といわれて嫌がられ続けていたのに。一途というか打たれ強い。いつか何とかなるという楽天的なところもあるのかもしれない。
あ、玉華(義理の姉)への初恋も何年も引きずっていましたよね。
頭、顔、家柄もよいのに肝心なところで天然発言するミスター藍家。素敵です。
こんにちは。
彩雲国物語おもしろいですよね。
イケメンキャラがたくさん出てきますが、そのなかでも浪燕青が好きです。
以前にイケメンランキングの記事を書いたのですが、そこにも登場したくらいです。最初はそんなに好きでもなかったのですが、気づけばお気に入りのキャラとなっていました。なんで好きになったのか?その魅力について書いてみたいと思います。
燕青の魅力とその要因となった過去の出来事を一緒に見ていきましょう。
秀麗が困っているときに登場するとホッとしますね。
頼りになる男という感じで、秀麗もおもわず笑顔で駆け寄っていったり。
そんな朗らで笑顔が素敵な燕青ですが、過去にはとてもつらい出来事がありました。茶州の殺刃賊に一家を惨殺されています。燕青自身も、ボロボロにされ死にかけています。
そんな辛い過去があったのに、それを乗り越えてあの太陽のような笑顔と包容力。
本当に素敵です。
燕青はとても強いです。
静蘭はいままで燕青より強い男を見たことがないと言っています。
こんなに強い理由は、燕青の師匠がただものではないからです。燕青の師匠は南老子。「幻の武闘老子」と言われています。
ちなみに宋太傅は過去に南老子の家へ通い詰めてけいこをつけてもらおうとしましたが、3日しか相手をしてもらえなかったそうです。燕青はそんな師匠の元で8年も修行をしています。
そして、南老子の正体は実は茶仙!燕青は仙人の弟子なのです。強いはずだ。
ここら辺の話はアニメでは詳しく描かれていません。
詳しくは、彩雲国物語 小説「黄梁の夢」を読んでみてください。
あの外面がよい静蘭でさえ、燕青とからむと素が出てしまいます。
燕青には言いたい放題で、ある意味リラックスできているんじゃないかなぁ?と思えます。
静蘭は燕青と殺刃賊を壊滅させたあと、燕青についていってもいいかな?とまで思っていました。それまで劉輝以外に心を許さなかった燕青にそこまで思わせてしまうとはすごいことです。
鄭悠舜も茶州で燕青の補佐をしていた頃は穏やかに過ごせたと言っていますしね。
燕青といると、気持ちが前向きになるというか、こんな自分でもいいんだ…。みたいな気持ちになるのかもしれません。
秀麗をひそかに思っているところもよいですよね。
いや、言ってほしいとも思うのですが…。
これって、気が付いているのは榛 蘇芳(しん すおう)と静蘭くらいなのかな?
燕青が秀麗の事を思っているなぁと感じたのは茶州でのエピソードですかね。
秀麗は、茶州の奇病事件で暴徒がおさまらなかったら自分を殺してくれと燕青に頼みました。これに対して燕青は静蘭や邵可に恨まれることを覚悟で、いざというときは秀麗を殺すことを引き受けます。
これはなかなか覚悟ができないですね。
好きな人の頼みをかなえると、好きな人は失うし、周りからは恨まれる。でも、それを受け入れて自分の思いより秀麗の願いを優先してやるとはよほど秀麗への思いは深いのですね。。
茶州を救いたいという思いだけではできないことだと思います。
秀麗と燕青っておにあいだとおもうんだけどなぁ。
結婚したら、毎日楽しく過ごせそうだと思う。
燕青の辛い過去は小説「黄梁の夢」の中の「空の青、風の呼ぶ声」に載っていますよ。是非読んでみてください。ちょっと前まで新品で買えたのですが、在庫なしのお店がおおいなぁ。
彩雲国物語の主人公の紅秀麗。
秀麗のプロフィールをまとめてみました。
そして、秀麗の特徴である「モテる」、「すごい行動力」の理由についての考察もしてみました。
名門紅家の直系の姫。王の妃にもなれるほどの娘。これを見込まれて
16歳の時に、バカ殿とうわさの王 劉輝を立派な王様にするために後宮に入る。
17歳の時に官吏登用試験の国試を探花(3位)で及第。
18歳の頃に茶州州牧として配属される。茶州州牧として茶州の流行り病にかかった民を助けるために朝廷のお偉方を無視した政策をとる。その結果、冗官となりリストラ候補となる。
その後、御史台に拾われてリストラ回避。御史として活躍する。王を陥れようとする輩によって、企てられた紅州の経済封鎖等を解決。当時、数少ない王の忠臣として常に王の支えとなる。
その後、29歳で劉輝と結婚して娘(重華)を生むが、30歳で死去。
秀麗の行動力には本当に関心します。
その行動力の原点は、戩華の次の王位争い。この時に秀麗は邵可や静蘭とともに飢えに苦しむ街の人々のため一生懸命に働きました。しかしその頃の秀麗はまだまだ小さな子供でした。
そのため、大切な人を守ることができなかったという絶望感が非常に大きかった。
そして、秀麗は身近な家族や自分自身もそのうち死ぬのではないか?という大きな恐怖が常にあったのです。
秀麗はこの王位争いで
もう二度と大切な人を失いたくない、あんな恐ろしい思いをするのは二度と嫌だ。そのためには自分ができることはなんだってする!という強い気持ちが生まれ、それが秀麗の行動力の原点になっています。
劉輝の教育係として後宮に入ったのも実はその気持ちから。
霄太師が提示した金500両への食いつきがよすぎるのでお金目当てか?と思ってしまいそうですが王を教育することで人々が辛い思いをするのを防ぐためなのです。
秀麗の行動はいつもここに行きつくように思います。
秀麗は本当に周りの男性に好かれます。
なぜこんなに多くの男性を引き付けるのでしょうか?
秀麗の魅力について考えてみます。
秀麗は人と接するときに、変な駆け引きをしません。自分の思いを素直に伝えてきます。しかも、相手の気持ちを考えて押し付けることはしないように。
(御史として仕事の時は駆け引きしまくりですが。)
こういうところにみんな弱いんじゃないでしょうか?
バカ殿のふりをしている劉輝を説得するときも、思い出すのも嫌なくらいなのに王位争いの時に本当に辛かった体験を一生懸命劉輝に伝えていました。どれくらい嫌だったかというと、それを耐えるためにこぶしに力を入れすぎて自分の爪で血を流すほどでした。
そんな状態なのに、王であることの大変さを気遣いながら話をする姿には心を打たれました。
先ほど説明したように、秀麗は人々が悲しい思いをせずに暮らるようにしたいという思いが強いです。
その思いから自分の事を後回しにして頑張ってしまいます。そんな姿をみたらやっぱり応援したくなりますよね。秀麗にとってはそれが自分のためということでもあるんでしょうけど。
一家の大黒柱として一生懸命働く姿もそうですよね。一生懸命働くのは、父と静蘭と楽しく暮らせればよい。そのためだと。
茶州の疫病の時もそうです。民草を救うためならば自分の官位など気にしない。それを捨ててでも人を助けようと頑張る姿。同じ女性であっても応援したくなります。
これは人によると思います。李絳攸とか陸清雅 (りくせいが)にとってはこれは当てはまっているのでは?と思います。
女性とは妙な駆け引きや下心をもって近づいてくると思っている男性にとって、秀麗は警戒すべき対象ではなく、安心できる珍しい女性なのかもしれません。
よい意味で秀麗は女を感じさせないということでしょうか?
秀麗はやっぱり素敵な女性ですね。初めて彩雲国物語を知ったときは、逆ハーレムでわけもなく女がモテる話なのか?と誤解してしまったことを後悔しています。
正体は太師の霄瑤璇。
いつから霄太師外見の人間の姿でいるのかはわかりません。
劉輝の父の戩華が王になる前からなのでかなり前からですね。
でも、戩華王の前についていた頃は違う外見かもしれませんね。
本来の姿は黒髪ストレートの美青年です。
大切な人に会うときなどにこの姿に戻るようです。
例えば、
茶太保が後宮に入った紅貴妃の秀麗を殺害しようとして、失敗。
茶太保が自害しようとしたときに、この若い姿で現れて茶太保の命を奪っています。
そして、茶太保の妻の英姫に会うときは、
おめかしの意味も込めてこの若い姿で会いに行っているようです。
薔薇姫であり、秀麗の母親です。
秀麗や父の邵可と暮らしていた頃は、紅薔君(こうしょうくん)と名乗っていました。
縹家に幽閉されていた薔薇姫に一目ぼれした邵可が縹家から連れ去り、夫婦となります。
縹家では薔薇姫の体は使い物にならなくなると別の体に移されていたようです。
ちなみに、珠翠も薔薇姫のために用意されていた器でした。
実際には器として使われることはなかったのですが。
紅薔君として過ごしたあとは秀麗の体の中に入ります。
そのおかげで、幼少の頃に病弱だった秀麗は、その後うそみたいに健康体になります。
薔薇姫の伝説にあった通り、強力な治癒力をもっているので
そのおかげで秀麗は元気になったんですかね?
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代々の藍龍蓮は藍仙の器とされています。
藍龍蓮が天才であるのは仙の能力が備わっているからなのでしょうね。
その天つ才は藍家の切り札とされており、緊急事態の際は藍家当主の判断を覆すこともできます。
藍龍蓮というのは本名ではありません。
そして、先代の藍龍蓮がなくなったからと言って、次の藍龍蓮がすぐに生まれてくるわけではないそうです。
藍楸瑛の弟である藍龍蓮はわずか4歳で藍龍蓮を継いでいます。
下町の医者である葉棕庚がその正体。
本来の仙人の姿は若く、十代くらいに見える。
医仙であり、過去の弟子に華娜がいる。
華娜というのは華眞(堂主さま)のご先祖様。
華眞は影月が一緒に暮らしていたお医者さんです。
そして、葉棕庚は秀麗のかかりつけ医でもあります。
秀麗は「葉せんせい」とよんでいます。
紅仙(秀麗母)ともなじみであるので、かかりつけ医ってのは
納得ですね。これ以上の適任はありません。
キレイなおねえちゃんが好きらしいですね。
茶州の禿鷹の曜春が熱中症で倒れた際に、
黄奇人の素顔をみて、デレデレしまくりでした。
ちゃらい人みたいです。
正体は燕青の師匠である南老師。
「伝説の武闘派老師」と呼ばれています。
そんな人から手ほどきをうけているので、
燕青は強いはずですね。
茶仙脇侍の銀狼が、殺刃族に襲われて瀕死状態の燕青を拾い、
その後は二人で燕青を養育します。
燕青が貴陽へ向かって不在となっていた時には
鄭悠舜をみずから護衛していました。いい人。
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欧陽純が器になっています。
欧陽純とは、秀麗と同期で4位及第した碧珀明の義理の兄です。
碧州州牧となったオシャレな欧陽玉とは従兄弟にあたります。
器となったいきさつは、
妻の歌梨が宝鏡山のご神体である鏡を作成している時に、
操り人形となった朔旬により殺されそうになります。
欧陽純はそれをかばって重傷。その後、死んで碧仙の器となります。
歌の才能が素晴らしかった欧陽純。
昔、幽閉されていた歌梨を助けるために碧仙と契約しその歌が歌えなくなりました。
碧仙は妻子持ちとなったことにワクワクしているようです。
凌晏樹の人生を見てみたいといい、彼と黒仙は契約しています。
その時に凌晏樹が対価として黒仙に差し出したのが、
異母兄弟の茶朔旬。
契約により、凌晏樹は茶朔旬を自由に操れるようになりました。
そして、茶朔旬の持っていた不思議な力も黒仙のものだと思われます。
朔旬が菊の屋敷で青蘭と燕青に攻撃されそうになったところを
不意を突いて逃げたのですが、朔旬の姿は一瞬で消えて、変わりにカラスの大群が飛び去って行きました。
黒仙の脇侍の名前は大鴉(おおからす)
黒仙の力であることをにおわせています。
白仙は杜影月のなかにいます。
お酒をのむと出てくるあの陽月がその正体です。
影月が秀麗の前に初めて登場した時、生きている影月と共存で、お酒をのんだときにだけ
別人になったかのように現れてきました。
この時から、影月の命はあとわずか。
陽月が表にでてくることでその命が削られていくのでした。
なので、陽月は香鈴に酒の匂いをかがせるな!などと忠告をしていましたね。
そんな努力もむなしく、影月は茶州州牧になってから自身の命は尽きてしまいます。
その死んだ体のなかで陽月が眠りにつくことで影月はいままでと変わらず生きることができるようになりました。
影月が眠りについてからは、お酒を飲んでも陽月は現れることはなくなりました。
劉輝が旺季と和解してから、(紅仙のぞいた)7仙で会った時に、
他の仙人に対して「どいつもこいつも、人間に肩入れしやがって!」みたいなことをいっていたのが
好き。
だって、自分が眠りについてまでして、影月を生かしているくせに。
強がりなところがかわいいじゃないですか。
秀麗の周り仙人多すぎ!
秀麗が死にそうになったときに、紅仙の器になるって方法じゃだめだったの?
それだと長生きできそうなのに。
影月も秀麗も命が少なく、仙人と同居しているのに
秀麗だけ命がもたなかった理由がいまだにわかりません。
茶仙とか、碧仙は特に記憶があいまいなのでもう一度読み返してみようかと思う。
凌晏樹の母親は簡単に言うと殺し屋でした。
殺しの依頼を受け、
凌晏樹の母親は人を惑わす魅力を持った美女でした。
殺しの依頼を受けると、その魅力を使って標的をメロメロにします。
本人もそれを楽しんでいるよう。
そして、標的にあきると殺害。
そんな風なことを繰り返している女性でした。
そんな晏樹の母に生き方に興味を持った黒仙は
黒仙は凌晏樹の母と契約をしています。
契約の内容はわかりません。契約の対価は「凌晏樹を生む事」でした。
人並ならぬ魅力は、黒仙との契約があったからかもしれません。
そんな風に、この世に生を受けることとなった晏樹は、母と一緒に色々な家を転々とします。
あるとき、晏樹へも殺しの依頼がきます。
そしてそのターゲットは自分の母が入り込んだ家。
もちろん母親も殺しの対象となります。
晏樹が初めて殺したのは自分の母ということになります。
晏樹と旺季の初めての出会いは、母殺害の現場です。
旺季は役人として現場に駆け付けます。
晏樹は母を殺したことがばれないように、義父が母を殺したと言って同情を引こうとしました。
今まで、晏樹の演技にだまされなかった人はいませんでした。
でも旺季には効かず。
自分の思い通りにならない旺季が気になり始めます。
凌晏樹は旺季に自分を特別だと思ってほしいという思いが強いです。
しかし、旺季はそんな素振りは何も見せません。
晏樹の人を惑わす美貌・魅力によって、たいていの人は晏樹を好きになる(=特別)と
思ってくれました。
なのに、旺季にはそれが効かないのです。
これが、晏樹の心に火をつけます。
そして、ついには旺季を殺したいと考えていたのです。
なぜなら旺季がいると自分らしくいることができないため。
そんなこともしていましたが、実は旺季のことが大好き(屈折した愛?)。
旺季が劉輝に負けた後、
死のうとした旺季に「心配だから一緒にこい」といわれます。
今まで特別に思ってもらえなかった晏樹にとって、この言葉は特別だったと思います。
自分は旺季の特別になれたと思い、その後の晏樹は少し心のなかが平穏になったのかなぁと思います。
何度も命をねらっていたのに、結局最後まで殺すことはせず、
旺季の死に目に立ち会ったのは晏樹だけでした。
旺季が死んだあと、晏樹は行方不明になりますが
もしかしたら死んでしまったのかもしれません。
晏樹と朔旬は異母兄弟です。晏樹の方が兄。
つまり、二人の父親は茶仲障(茶鴛洵の弟)。
弟を大切に思うような心はもちろんありません。
どちらかと言えば、弟を嫌っていました。
晏樹と朔旬は二人ともくるっているような怖さを持っていますが、
安生曰く、まったく逆の性格。
晏樹は人生を楽しむために生きている。
それに比べて朔旬は人生は退屈。暇つぶしで生きているという感じ。いつ死んでもいいって感じですかね。
好きの程度は違いますが、二人とも秀麗に興味を持ってしまうのは兄弟だなぁと
思ってしまいます。
二人とも秀麗といると飽きない、面白いというところに魅力を感じているようですね。
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お気に入りだが、旺季のために消しておくべき存在でしょうか。
晏樹から桃を受け取った人は不幸になるという噂があるのですが、
秀麗はその桃を受け取っています。
晏樹に意図があるのかないのかはわかりませんが。
秀麗は、異能をもつ一族の縹家をでて命があと1日となったときに
棺に入って眠りにつきます。
その棺は晏樹によってさらわれます。
その棺の中に眠り続けている秀麗を宝石でキレイに飾り付けたり、優しくなでたりと
秀麗にたいしては他の官吏たちとは比べて特別な感情を持っています。
眠る秀麗には、普段他の人に話さないような、私的で感情的な話を独り言として
話しかけています。
晏樹は確かに秀麗を気に入っていますが、女性として好きというよりは、
ペットをかわいがるような感覚です。
そして、目を覚ました秀麗が劉輝の元に向かおうとすると首を絞めて殺そうとしました。
あれだけ、なでなで、よしよししていたのに。
お気に入りだが、旺季のためとなるとその他たくさんの人と大した差はないようです。
凌晏樹は黒仙との契約者です。
黒仙は凌晏樹の人生を見てみたいその代わりに特殊な能力を与えたようですね。
晏樹は弟の朔旬の亡骸を自在に動かせる力を手に入れています。
それは黒仙との契約によるものです。
そして、その力を得る対価として弟の朔旬の命を差し出したのです。
勝手に対価にされてしまった朔旬はすごく気の毒ですね。
対価って、大切な物を渡すんじゃないのかな?と思うのですが、
黒仙からのもらった力も晏樹にとってはつまらないものなので
つまらないもの(黒仙からの力)=興味がない弟(朔旬)
なので、よく考えるとちゃんとバランス取れていますね。
晏樹のモットーは
「自分のために、自分の思うように、人生を楽しむ。」
これを邪魔するものを殺すことはいとわないのです。
その極端に走った例が旺季を何度も殺そうとしていたことです。
晏樹が旺季を殺そうとしたのは、旺季を思いすぎることで自分<旺季となってしまい、
自分らしくいることができなくなってしまうことが嫌だったからです。
スゴイですね。普通だったら、自分の考えを直そうとしますが、晏樹にはそんな気持ちは皆無。
「相手を変えることは難しいが、自分を変えることはできる」という言葉は晏樹には通じない言葉です。
凌晏樹、怖い男ですね。
茶朔旬が出てきたとき、なんて不気味で化け物みたいな男!と思ったのですが、
それを操っていた男がいたとは!
【彩雲国物語】凌晏樹 (りょうあんじゅ)の生い立ち・性格は?旺季への屈折した思いそれにしてもこんな男を受け入れ、愛されているなんて旺季は器が大きい男ですね。
彩雲国物語って本当にイケメンが多いですよね。
特に、朝廷には頭よし、姿よし、家柄よしと三拍子そろった男たちがゴロゴロいます。イケメンの整理もかねて、自分の中でランキングをつけてみようと思います。
文官ってことなので、朝廷や地方で働いている人をエントリー。イケメンとは顔だけでなく、性格や雰囲気も含みます。
わずか13歳でなぜこんなにも人間ができているんだろう。性格が本当に穏やかなところが魅力で癒されますね。香鈴にたびたびひどいことを言われていたのにあの平常心はすごいです。
本当にめったに怒った姿をみせないですよね。進士の時の靴磨きで嫌味なことをいわれても、ニコニコとやり過ごす。13歳とは思えないほど過去につらい経験をしているから大抵の事は冷静でいられるのでしょうか?大人顔負けの心のゆとり。
自分の命が少ないことから、香鈴をわざと遠ざけるような態度をとったところは切なかったですが、グッときました。優しい。
リオウの魅力は複雑な家庭に生まれたのに、それに流されずに自分をしっかりと持ち我が道を行っているところですね。
リオウは縹家の実質的な当主である縹瑠花の甥。当主の息子とは言え、異能をもたないため縹家での立場がそれほど強くない。縹家の言うなりにさせられたりしても不思議ではない。従兄弟の縹漣(ひょう れん)がそうだったように。
しかし、リオウは縹家を外から客観的にみておかしいと判断し、縹家のためではなく民草のために駆け回っています。かっこいい。蝗害の時は、縹瑠花の事を気にしつつも秀麗と協力しとても良い仕事をしてたし。
劉輝にも思ったことをズバズバいってしまうところが良いですね。朝廷での位が高いとはいえ、あの年で周りのえらい大人たちに引けを取らない物言い。さすがは仙洞省のトップ。
あと、大人になったときの姿がめっちゃカッコイイ。さすがイケメン璃桜の息子。
顔は見えないけど、やっぱりあの美貌には惹かれますよね。あんなに美しいのに女遊びしたりしない(できないか…)ところも硬派で素敵です。
美しすぎて女性に免疫が少ないため、自分の姿や性格に臆せずにガンガン来てくれる女性に弱いというところがかわいいですよね。百合とか秀麗にひかれているエピソードを知ったときは、なんだか応援したくなりました。
あと、できる上司ってところもかっこいいですよね。秀麗曰く、できそうなくらいの仕事量を判断して部下に命じていたり、戸部で一番多く仕事をこなしていたりってところも素敵。
黎深の一番好きなところは、オレ様なイケメンだが天つ才を持つものなので他人には理解できないってところ…。ではなくて、面白キャラなところです。
黎深の面白エピソードといえば、なんといっても「おじさん」でしょう。
あんなにオレ様なのに、秀麗が出てくるとデレデレのストーカーになったあげく、自分のことを「おじさん(伯父さんではなく)」と呼ばせて満足をしているところがギャップがあっていい味出しています。
特に、黄奇人と一緒にいるときにこのキャラになることが多いですね。
やっぱり1位はこの人!
最初は、健全すぎ、がさつ、正しいことだらけでそこまで好きではありませんでした。しかし、知れば知るほど好きになります。
殺刃賊を壊滅しなければいけない悲しい出来事があったのに、よく腐らずにあんなまぶしい素敵な人になったなぁと。
暖かい家族に囲まれて育った過去があったから、似たような過去を経験している静蘭とは違う方向で魅力的な男性ですよね。いるだけで周りを元気にしてくれる。
秀麗の事が好きなのに、それを語らずに秀麗につくしているところもかっこいい。男の中の男って感じ。
そして、あの強さ。静蘭は「燕青よりつよい男を見たことがない」といっています。ピンチの時に燕青が出てくると、待っていました!という感じでホッとしますよね。
あぁ、彩雲国物語って本当に素敵なイケメンぞろいですね。
まだ、李絳攸とか茶鴛洵とかすてきな人がたくさんいるんですけどね。
今のトップ5はこのメンバーかな。