2019/07/05

【彩雲国物語 シリーズ1 第2話 ネタバレ感想】秀麗の思いが届いて劉輝が決意

彩雲国アニメをもう一度見かえしています。 原作の小説の最終巻まで読んだうえで、見てみた感想なども書いていきたいと思います。

あらすじ

新王・劉輝の教育係として、妃の身分で後宮に入った秀麗。劉輝と過ごす日々の中で、噂ほどのダメ王様ではない、むしろ、いい王様になるかもしれないと思い始める。秀麗は、劉輝が街へ出たことがないと知り、庶民の生活の現状を見せようと、おしのびで、劉輝を下街へと連れ出すが・・・。

出展: NHKアニメワールド 彩雲国物語 ストーリー2話

印象に残るシーン

劉輝が町の奥さま方から大人気に

秀麗は城から出たことのない劉輝を誘って街に繰り出します。街の様子をしって政治に興味を持ってもらう作戦。町で困っていた秀麗の教え子の代わりに、髪飾りの売り子として働く劉輝と秀麗。

イケメン劉輝に接客してほしい奥様方が、お店に行列ができます!

それにしても劉輝は素直ですね。王様だからと言って偉ぶらず、秀麗の言うことを聞いてお店のお手伝い。子供たちに遊んでほしいとせがまれたりと正体を隠しているとはいえ、民からは親しみやすい王のようです。

王付きの3人が顔を会わす

藍楸瑛の紹介で李絳攸と静蘭が初めて顔を合わすシーン。

今後、長きにわたって王を支える3人が初めて顔を合わせたのはこの時だったのかと思うと感慨深いものがあります。

藍楸瑛と李絳攸がお互いのことをのことを「旧友」、「腐れ縁!」といっているのはいいですね。絳攸が楸瑛の事を悪くいうのも本人に面と向かっての時だけ。いわれても楸瑛は怒らないし、これってお互いの信頼関係があるからかもしれません。

8年前の事~秀麗の辛い過去…

売り子の秀麗が藍楸瑛の振りをした劉輝に、8年前の王位争いのような辛い思いをしたくない。そのために王として仕事をしてほしいし、そのために自分は支えると話します

秀麗にとって8年前の事は本当に地獄でした。思い出すのも嫌な出来事です。大切な人達をうしない、自分自身もどうなるかわからない、生きるか死ぬかの思いでした。

しかし、それを耐えて必死の思いで8年前の話をして劉輝に王として仕事をしてほしいと伝えます。その甲斐があり、劉輝へ思いが伝わります

本当に良かった。話終わってから泣いていたし、本当に辛かったよね…。

決心した劉輝に抱きしめられた秀麗がかわいい

秀麗の思いが届いて、劉輝は王として政治を行うと決めて秀麗に会いに行く。そして秀麗を抱きしめるシーン。

自分を支えると言ってくれた秀麗の愛情は劉輝にとって、今までにない幸福なものだったのでしょう。 劉輝は人から向けられる愛情に飢えてますからね。 劉輝は秀麗への感謝と愛情で感極まって抱きしめてしまったんだと思います。感動のシーン。

しかし、秀麗は男好き(だと思っている)劉輝に抱き着かれてびっくり。顔を赤らめて、一杯に腕を伸ばして焦ります!この秀麗がめちゃくちゃかわいい!

霄太師の作戦おそるべし

秀麗を後宮に送ったり、楸瑛・絳攸を王付きにしたのは霄太師です。霄太師が、後は二人へ花を贈るかどうかだな…。と言っておりそこまで考えていたのか!と驚きました。花を贈るのは最も信頼する臣下へ行う行為で、それを受け取ると王への忠誠を誓うことになるので。

なんとなく二人を王につけただけかと思っていたのですが、そこまで計画していたので驚きました。

タイトル「井の中の蛙大海を知らず」とは

劉輝は城の中でずーっと過ごしていて街に出かけたことがなく世間を知らない。劉輝=蛙、町や市井の事=大海 ですね。

所感

劉輝がついに王らしくなってきました。秀麗の気持ちが伝わって本当良かったです。すべての伝説はここから始まるんですね…。


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