私は、中華風ファンタジーが好きです。小説やマンガは好きで読むこともあります。しかし、中国の歴史にすごく興味があるわけではない。
でも、はまったらすごく楽しいだろうなぁという思いはあったので、まずはドラマから入ってみようと思いました。どの時代かのこだわりは特になし。
アマゾンプライムに入っていたので、無料で見られるドラマとして見ることができたので選んだのがこの「蘭陵王」。
宣伝ページの彩りがキレイで惹かれました。
このお話の魅力
このお話は主人公の蘭陵王と雪舞がお互いに思いあうものの、さまざまな困難にあい離れ離れになるものの、その困難を乗り越えて強い絆で結ばれるというメインのストーリーがあります。最初は素直になれずお互いにツンデレなのですが、徐々に素直になってゆく…
また、脇役にもそれぞれのドラマがありこちらも心を打たれます。重すぎて辛い回も多いですが…。
脇役のストーリーについては次回かくとして、今回はメインストーリの中心となる主役の蘭陵王、雪舞がどんな風か書いてみようと思います。
蘭陵王と雪舞
蘭陵王
斉の第四王子です。その外見は見目麗しく女性と見間違うくらい。武人として優れています。仲間を大切にし、斉の民の事をなによりも思っている優しい男でもあります。そんな優秀な人なので第一王子(能力いまいち)からねたみを買ってしまい、色々苦労させられます。
雪舞
巫族の天女といわれてる。このお話の設定では、巫族の天女とは未来予知や不思議な術を使えて、味方にすれば天下をとれる?という伝説があります。
雪舞のおばあさんが天女であり、その血を受け継ぐ雪舞も天女とよばれています。
雪舞の祖母は予言ができたり不思議な力を持っていますが、雪舞は医学や科学の知識を駆使して困難を解決したりします。祖母から教えてもらった知識なのですが、これが普通の人から見ると天女の不思議な力と移るようです。なので、天女というよりも実は科学者って感じ。
外見は十人前だがかわいらしい。性格は曲がったことが大嫌い。情に厚い。優しい。決してあきらめない。
知略と努力で蘭陵王のピンチをなんども救います。
素直になれない二人
この二人は雪舞の祖母の予言によると
「出会うべき運命だが、結ばれる運命にない。」
予言では蘭陵王は別の女性と結ばれることになっていました。
そのことが、心の中でずっと気になっている雪舞は、蘭陵王の事が好きなのに素直になれません。
そのことで一番記憶に残っているのが蘭陵王の王妃選びのお話。
すでにこの時点で雪舞は蘭陵王の側室。ですが、蘭陵王は立場上、他の女性を正室として選ばなければいけません。
そんな蘭陵王は雪舞に対して、自分の事を好きかと聞きます。そうであれば何もいらないと伝えて。立場上、正室をめとるが気持ちは雪舞だけを思う事を伝えたかったのでしょう。
そんな一生懸命な蘭陵王にたいして、「運命の相手は自分ではない」と伝える雪舞。
多分、雪舞としては運命の相手と一緒になった方が幸せになれると考えてのことなのかな?
もっと、素直になれ~と思いました。
想いを伝えてからの二人
先ほど書いたように、雪舞は「自分が蘭陵王の運命の相手ではない」ということから蘭陵王への気持ちを抑えていました。
しかし、ある時から腹をくくって本当の自分の気持ちから逃げない事を決めます。それからはこの二人の関係については安心してみていられます。
お互いのために命を賭けることも辞さない二人。最後は悲しい結末でした。
でも、面白いエピソードになることもあります。
私がお気に入りなのは、周に連れていかれた雪舞を追って、禁軍兵士に変装した蘭陵王が風呂をのぞいた痴漢だと雪舞本人に間違われたところ。
痴漢と思ってまくしたてる雪舞にたいして、素顔を見せる蘭陵王。それに驚き、喜ぶ雪舞。このシーン好き。
蘭陵王に気が付かない雪舞のちょっとおっちょこちょいな所だけど一生懸命な感じも好きだし、王子なのに奥さんのために敵国に潜り込んで風呂まで除いてしまうくらい雪舞のことが好きな蘭陵王もよい。ステキな夫婦です。
さいごに
歴史のドラマって戦いだけだと、難しくてついていけなくなりそうだけど、このドラマは恋愛要素もあって、わかりやすいドラマで楽しめます。是非見てみてください。
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