前回のお話はコチラ「29話 写真は記憶」
あらすじ
遅い夏休みをとった圭一郎(結木滉星)は一人旅へ。駅に着くと、偶然、同じ場所に旅行にきたという魁利(伊藤あさひ)に声をかけられる。実は、圭一郎たちは何かを隠していると睨んだノエル(元木聖也)が、魁利に偵察を頼んでいたのだ。そうとは知らない圭一郎は、強引な魁利に押し切られ、しぶしぶ一緒に観光することに。街を歩いていた2人は迷子の女の子を見つける。圭一郎は、すぐに女の子に声をかけ交番に連れて行く。そんな圭一郎の行動を見た魁利は、幼い日の兄との思い出がよみがえる。
そんな中、何者かからのメールを見た圭一郎は、魁利と別れ、一人でどこかに向かう。圭一郎は、ある男たちとVSビークルの取引を行っていた。実は、男は盗品を餌に美術商に取引を持ちかけ、金だけ奪って逃げる強盗グループだった。彼が扱うVSビークルが本物の可能性があるため、ノエルに内緒で圭一郎が出向いていたのだ。圭一郎は男たちを確保し、VSビークルを押収。それを見ていた魁利は、圭一郎からVSビークルを奪う。
その頃、つかさ(奥山かずさ)らが応戦していたギャングラー怪人カンクス・ブチルメルカプタンによるガス爆発で大規模火災が発生。圭一郎は消防車型のVSビークルを現場に急行させるため魁利に協力を請い、魁利はそれに応える。魁利により届けられたトリガーマシンスプラッシュは、ルパンカイザースプラッシュマジックとなり火災を鎮火し、カンクスを撃破。魁利は、兄と似たところのある圭一郎に複雑な思いを抱くのだった。
テレビ朝日番組ページより引用
今日の見どころ
仲良く旅行する二人
・二人で食事
お店でお互いの皿から食事を取り合い。魁利からはじまり、圭一郎もびっくりしたものの魁利のお皿から食事をパクリ。
・射的で勝負だ
射的で景品に的中させ、どや顔の圭一郎。それを見て、さらに多くの景品に的中される魁利。そしてどや顔。こどものような競い合いが
ほほえましいです。
・温泉まんじゅうを一緒にたべる
こどもになつかれない圭一郎
迷子になったこどもに声をかけ、話を聞こうとするも子供におびえられる圭一郎。魁利は圭一郎の顔を後ろからつまんで変顔に!
びっくりしながらこどものために笑顔を続ける圭一郎は本当に優しい人柄が伝わってきます。
圭一郎に兄の面影を見る魁利
子供がなくした髪飾りを子供に渡すために、二人は違う行動をとります。圭一郎 ⇒ 無くしたものを見つけて、渡す。
魁利 ⇒ 無くしたものと同じものをお店で買って、見つけたとして渡す。
簡単に解決するために、正しい方法をとらなかった自分を最低だと思って、必要以上に自己嫌悪となる魁利。
なぜかと思ったら、昔の兄とのやり取りを思い出したからでした。昔、兄と魁利がお出かけの際中に、迷子の子に出くわしました。その時兄 ⇒ 警察に迷子をつれていく。
魁利 ⇒ 兄と迷子をみて、「僕のお兄ちゃんなのに」と嫉妬してしまった。
ということを思い出したのです。
驚いたのは、その出来事を圭一郎に今回話したのです。
魁利は、思った以上に圭一郎を信頼しているのですね。本人は気付いていないのかもしれないですけど。
そして、魁利は本当に兄の事が大好きだったのですね。早くギャングラ―から兄を取り戻してほしいです。
ルパンコレクションが散らばっている理由
グッドストライカーの発言で、今回初登場のトリガーマシンスプラッシュは「ルパンが昔惚れた女に渡したもの」とのことです。
ルパンコレクションが色々な人に渡しすぎでは?と指摘する初美花に対して、
「全てのコレクションがそろったときの力を悪用されないために、わざと色々な人にわたしたのではないか?」と話すノエル。
このノエルの話が本当であれば、コグレの「全てのルパンコレクションをそろえる」という行動が本当に正義のためなのか?が疑われます。
今後が気になるところです。
「悪用しないようにルパンコレクションをだれかに渡す」という行動はノエルの行動と似ていると感じる。ノエルもわざと警察にVSチェンジャーなどのコレクションを渡しているからだ。
もしかして、ルパン家の内部は派閥に分かれているのではないだろうか?
・コレクションを全て手元にそろえる派(コグレ派)
・コレクションを取り戻しつつも、全てそろえたときの力を心配している(ノエル派)
そもそも、ルパン家の当主って、登場していないけどどこにいるんでしょうか?もしかして、ノエルはルパン家当主の近親者なのでは?
任務を犠牲にして消火を優先したパトレン1号
トリガーマシンスプラッシュをめぐって戦っていたパトレン1号、ルパンレッド。街で起こった火事を消すために、スプラッシュをルパンに持っていくように伝えます。その言葉の通り、現場に行ったルパンレンジャー。
普段の魁利だったら、パトレン1号の言う通りに現場にいったかは分かりません。しかし、今回は旅行を通して、正義感の強い圭一郎に兄の面影を強く感じてしまったためかもしれません。
くさすぎるギャングラ―
今回のギャングラ―はスカンクがモデル。名前は「カンクス・ブチルメルカプタン」。くさーいガスを体中から放ちます。しかも引火性のガス。そのせいで街が大火事になりました。
あまりにもくさすぎたためゴーシュはカンクスの巨大化をためらっていました。最終的には巨大化させたものの、異世界から腕だけを出して巨大化させていました。
ちなみにこの臭い、しばらくはとれないらしく、スンカクと戦ったパトレン2号、3号はオフィスに帰ってもくさいまま。
ジム・カーター(事務ロボット)が消臭スプレーをまき、ヒルトップ管理官は鼻の穴にティッシュ(大きすぎ!)をつめてにおいにたえていました…。
話の最初で、ドクラニオ(怪人ボス)、ゴーシュ(怪人ドクター)らが「カンクスが動き出した…!?」と思わせぶりにびびっていたのはめちゃくちゃ強いからではなく、すごくくさいからだったのだなぁ…と最後になってわかりました。
今日のアイテム
トリガーマシンスプラッシュ
消防車をモチーフにしたVSビークルです。
ルパンカイザースプラッシュマジック
右手がスプラッシュ(消防車)、左手がマジックダイヤルファイター(飛行船)のルパンカイザーです。
次回のお話
次回はコチラ「31話 自首してきたギャングラ―」
ギャングラ―が自首してくるお話です。
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