こんにちは。
最近、はじめて無洗米を買ってみました。
無洗米と普通のお米ってどこが違うのか気になったので調べてみました。
無洗米と白米の違いは肌糠
お米を精米して、米糠をとったものが白米です。
しかし、精米にはまだ肌糠が残っています。これをそのまま食べるとおいしくありません。
なので、白米は食べる前に水洗いして肌糠を落としてから炊飯するのです。
しかし、無洗米は特殊な製法によりあらかじめ肌糠を落としてあります。
なので、水洗いする必要がありません。
無洗米の製法
いくつか製法はありますが開発当初から一気に製造量を伸ばしている
BG精米製法について調べてみました。
BG法とはBran(ヌカ)Grind(削る)の略です。
お米の金属の大きな筒に入れて回転させます。
回転した時に、筒の壁面にヌカが付着します。
ヌカは粘着力があります。新たに回転してきたコメのヌカが粘着力により次々ととられていくという
方法です。
米粒の肌糠の層は、粘着力によりキレイにとられますがその下のうまみの層は剥がれないため、
キレイでおいしいお米ができあがるという素晴らしい製法です。
無洗米の炊き方は?
ネットで調べた方法をもとにやってみました。
名前の通り、お米を洗う必要はありません。
気になる人は、ざるにいれて軽ーく水をかけるとよいでしょう。
そして、普通の米を炊くよりも多めに炊きます。
無洗米と普通の米の炊き方の違いは水の量
目安は無洗米1合に対して、225cc。
ちなみに、普通の米1合を炊くのに必要な水は200ccです。
そして、水には1時間くらいは浸しましょう。
そして、炊飯!
家は3合炊くことが多いです。
3合ならば、675cc。微妙な数字ですね。
正直、米を炊くときに水をカップで測ったりしません。
計算上は、無洗米3合炊くなら、水は3合と4合の真ん中のラインよりちょっと下ですね。
無洗米は環境によいという豆知識
お米のとぎ汁は環境にわるいんだって。特に水質汚染。
とぎ汁には、窒素とリンが多く含まれています。
これは生物の成長に欠かせない成分ですが、多いとよくないです。
窒素とリンが水中に多く放出されると、水中のプランクトンが大量発生し、
赤潮などの汚染の原因となります。
そんなとぎ汁を出さない無洗米は、環境面からいうと優秀なんですね。
無洗米と普通米はどちらを選ぶ?
結論。次回からは普通の米を買うでしょう。
とがなくていいから楽だろう!と思って買いましたが、
水の調整が難しくて、さめると固い。十分な時間水につけているのに
全然ふっくらしない。
そして、少し値段が高い。
それに、今は普通のお米でもヌカが少ないからそんなに何回の研ぐ必要が
ないと聞いたことがあります。
実際、私は2回くらいしか水を変えませんが、それでもおいしいお米が炊けます。
大した手間もないので、私には白米でいいかな…。
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