4話 光さす庭・プレリュード あらすじ
生徒会メンバーの一人、天才少年・薫幹。彼は姫宮アンシーに興味を持つ。アンシーこそが、彼が求め続けた「輝くもの」なのだろうか。
(C)ビーパパス・さいとうちほ/小学館・少革委員会・テレビ東京
見どころ・考察
薫幹登場
薫幹(愛称:ミッキー)が登場しました。人気ものなので生徒たちの会話からプロフィールが語られますね。
薫幹は、ウテナと同じ中等部。ウテナより1学年下です。冬芽の妹の七実と同級生ですね。
特技のピアノとフェンシングは全国レベル。学力はすでに大学レベルを学んでいる。しかもかわいらしい感じなので年上の女子からも大人気です。
薫幹がずっと弾く「光りさす庭」の曲
ミッキーは 一人でピアノを弾くときはいつも「光さす庭」という曲ばかり弾いています。ミッキー曰く、
この曲しかピアノを弾く理由はない。
ある人に聞いてもらいたい。求める音にならない。
そうです。「ある人」とは誰なんですかね?ミッキーの回想で一緒にピアノを弾いている女の子が出てきたので、おそらくその子でしょうか?
「ある人」にきいてもえるように何年も練習しているみたいです。しかし、ミッキーはピアノの才能が凄いはずなのに、何年弾いても納得いかないとは変ですね。
「光さす庭」の曲はには「永遠の美しさ」が必要
ミッキー曰く、
永遠の美しさをもっていないと弾けない
らしいです。
永遠の美しさって何なんでしょう?後述する「輝くもの」でありすでに「なくしたもの」なのかなと思っています。アンシーにその代用となる可能性を見出したんじゃないかな?と推測します。
「 輝くもの」「なくしたもの」とは?
ミッキーはウテナに、
輝くものをみつけた。なくしたものを取り戻せるかもしれない。
「輝くのも」「なくしたもの」とはなんでしょう?
「輝くもの」とは
おそらくアンシーの事を言っているんだと思います。幹がアンシーにときめく描写が多くあったので。
「なくしたもの」とは
それでは、「なくしたもの」とはなんなのでしょうか?
ミッキーは、話の後半でアンシーが弾く「光さす庭」を聞いて
妹の音色と同じだ。光さす音色と同じ
といって喜んでおり、妹のピアノを重ねているようです。ミッキーは妹とピアノを弾いていた頃はとても幸せだったみたいです。
「なくしたもの」とは妹が奏でていたような音色で幹が理想ではないでしょうか。そしてその音色を聞いていた頃の幸せな生活も含むのかもしれません。
七実のアンシーいじめが奇抜!その上をいくアンシー
アンシー、ウテナ、幹、七実で勉強するシーン。七実がアンシーの評判を下げるためにいたずらを仕掛けようとします。しかし、このいたずらが変!なんでそんなの思いついた?というものばかり
- カタツムリをアンシーの筆箱に入れようと…→すでに大量のカタツムリを飼っていた
- 青大将(蛇)をアンシーの机に入れようと…→すでにマングースを飼っていた
- 生ダコをアンシーのクローゼットに入れようと…→巨大生タコ(バルーン)あり
というもの。いじめる方の七実もおかしいのに、アンシーはさらにその上をいくという。薔薇の花嫁の力で七実のいじめに対抗したんですかね…。
七実の訳の分からないこういう行動が好き。
おわりに
幹が同じ曲ばかり弾くのって、過去の素晴らしい時をもう一度…と思って
今回は七実の意地悪さが炸裂していましたね!その方向がちょっと(いや、かなり)おかしいとこが憎めないなぁとおもいました。
以前にこの話を見た時は、ミッキーがアンシーを好きなんだろうなと思っていたのですが単純にそれだけの気持ちではなかったのですね。
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