5話 光さす庭・フィナーレ あらすじ
ついに、幹はウテナに決闘を申し込んだ。決闘に勝って、姫宮アンシーを自分のものにするために。失われた「輝くもの」を取り戻すために。
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5話 光さす庭・フィナーレ の見どころ・考察
樹璃の一言
樹璃と幹がフェンシングで対戦。幹が勝ちます。そのあとに樹璃が、
完成していないことが君の強さだ。君の剣は戦うためじゃないな。
これって、どういう意味なんだろう…。よくわからないなりに考えてみます。
「戦うため」ではないのなら反対の「守るため」という事になります。幹はアンシーを決闘により奪い合うことに反対しています。アンシーを守りたい!と思ってその結果力を発揮するタイプに見えます。そういう事をいっているのでしょうか?
しかし、「完成していないことが君の強さだ」がすごくわかりません。
幹の過去の記憶が操作された?
幹は過去にすごく執着していますね。
幹がずっと弾いている「光さす庭」は妹と作った曲。文字通り、光さす庭で作られた曲です。そこには幹のすべてがあったと言っています。よほどこの過去の思い出が素晴らしいものだったのでしょうね。
アンシーのピアノがあればあの頃のような幸せを取り戻せると思って、アンシーに惹かれているように思えます。
しかし、不思議です。妹の梢は実はピアノが下手でした。どうしてアンシーと梢の音色が同じに聞こえたのでしょうか?
幹の記憶違いだとは思いますが、アンシーが幹の記憶を操作したとも思えます。
幹と梢の仲
二人は仲が良いようには見えませんね。
昔は一緒にピアノを弾いていて、あんなに仲が良かったのに…。
今では、妹の梢はピアノを弾かずに男子を誘惑するちょっと悪い女?小悪魔ですね。幹に対して、「わたしとまたしてみたい?」と言っていたのが気になります。
これって、ピアノを一緒に弾くことっていう解釈でいいんですよね?それとも肉体関係ってことはあるのでしょうか?直後に、冬芽と梢が事に及んだような描写があったので、もしかしたらと思ってしまいました。
幹のアンシーに対する一方的な思いが悲しい
本当に一方的過ぎて切なかったです。アンシーって、幹をわざと煽ってウテナと決闘させましたよね。こわい。
「ウテナが辞めろといったらピアノはやめる」と幹に言って、幹が薔薇の花嫁を自分のものにするように仕向けている。
幹が、アンシーをウテナから解放するのはアンシーのためと思って戦っているのに
「ウテナ様ー。やっちゃえー」って戦意喪失するような事をいう。これはウテナを勝たせるためにわざとやっているように見えます。なぜウテナを勝たせたいのか。
ウテナに愛情をもっているからとは思えないのですが。
おわりに
幹、なんだか独りよがりになってしまいかわいそうでした。でもウテナに再戦することを誓っており、懲りないなぁ…と思いました。見事アンシーの作戦にはまっている感じ。
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